思い出日記
   〜思いつくままに〜

6月9日(水)

朝9:15、友人の池澤さんを拾って、いざ成田空港へ!
道は順調、10:20には酒々井PAに到着。車の預け先と連絡を取る。
そして集合場所の第2旅客ターミナルの到着階で車を預けて集合場所に行くと、
一昨年一緒だった麦さんが既に来ていた。麦さんとあいさつを交わしている
うちに呉さんも到着、声をかけてきた。1名遅れているらしーが、ほぼ全員揃った
い、荷物を預けにいく。飛行機は定刻通り13:30に飛ぶようだ。なんだかんだと
時間があまりなく、免税ショップで買い物などしてると、すぐ搭乗時間が来てしまっ
た。搭乗してから飛行機が飛び立つまでが長く、結局14:30離陸したものの、
ウランバートルには定刻通り19:30着。現地ガイドのバヤルマさんが出迎えてくれ
た。ホテルにチェックイン後、夕食をしに近くのレストランへ。ピザとビフテキ好きな
ほうを頼んだが、ビフテキもピザもなかなか日本人好みの味付けで美味しかった。
ホリディとしては初の外モンゴルツアーとなるこの企画をホリディに提案してきた
現地の旅行会社の二本木さんとも、ここで対面した。とても人柄の良い人で、後の
行程では、壊れたMYムチやポーチを直してくれて、いろいろお世話になった人だ。

6月10日(木)

朝7:00起床。7:30朝食のバイキング形式の朝食。
8:30ホテルを出発。乗馬トレッキングの起点となるブルドに向けて出発。
ウランバートル郊外のホテルからブルドまでは南西に約350Km、高速道路も無く、
悪路が続く為、最低7時間はかかる事を覚悟しなければならない。
途中、何度か車を止めて休憩を取りながらいく。今日からトイレは草原となる。
昼食は草原の中にポツンと立っていた草原レストランで。早くも日本料理が配られた。
メニューは鳥唐弁当だったが、鳥の唐揚は好物なのでうれしい!
ブルドには15:30頃到着。待ちに待ったモンゴル馬との対面!そして慣らし乗馬で
ある。まず走り屋志願の人は申告する事に。おそらく速い馬をあててくれるのだろう。
麦さんを筆頭に何名かが走り屋組に。自分も走り屋組に。
今回の僕のパートナーとなった馬は、白と茶のブチの馬、2年前の先代、卍丸とは、
全く違う見てぶりだったが、なかなかどうして、これがまた保安官スタイルに合って
いたので、すぐに気に入った。最初1時間は、慣らし乗馬なので並足だけだった。
しかし1時間を越えたあたりから、本領発揮?大疾走が始まった。気付くと何度も
競馬状態を繰り返していたし、先導するはずの牧民たちは、いつも後方に追いやられて
いた。きっと同行している現地通訳兼ガイドのバヤルマさんも気がかりじゃなかった事だろう。
おかげで慣らしの2時間とはいえ、十分駆け足疾走を堪能できた。

6月11日(金)

6:30起床。7:30食事。8:30出発。
途中、カラコルム遺跡を見学した後、カラコルム郊外のオルホン川周辺の宿泊場所
を目指す。今日から40kmずつ馬で移動だ。やはりこの日もおとなしいのは最初だけ。
というか競馬を繰り返すのは先頭集団だけ、というべきか?後ろにはゆっくり組が。
しかし、先頭集団だったメンバが途中次々と2人落馬、人馬転倒に近いものもあり、
仕方ない感じもしたが、やはりガイドのバヤルマさんやホリディとしては気がかりに
だろう。遅い組と速い組の距離をもっと広くとる事になった。速い組が先に出発して、
少ししてから遅い組が後を着いてくる事になった。みんなとおしゃべりしながらトレッキング
できないのが残念だが仕方が無い。先頭組はその後も競馬を繰り返し、ふと後ろを向くと
遅い組のメンバは、地平線の彼方まで見えないくらい離れていた。少し進んでは後方組を
待つ、の繰り返しだった。一昨年の内モンゴル以上にハイペースなカッ跳びぶりで、さすが
に疲れたが、しかし、疲れていたのは人間だけではなかった。なんと馬がバテ気味だから、
明日、馬を全頭入れ替える事になった。まだ昨日から1日とちょっと乗っただけなのに、早く
も馬ほ潰してしまった? 改めて今回のメンバには走り屋集団が多い事を痛感した!
馬が替われば牧民も替わる、昨日、今日とお世話してくれた牧民さんとは今晩でお別れする
事に・・夜の夕食後は、新しく明日からお世話してくれる牧民さんと今日でお別れする牧民と
大宴会となった。まず、牧民さんたちがモンゴルの歌を披露、そして日本勢から日本の歌を
合唱でお返し。それからホリディツアーでは知る人ぞ知る、佐々木さんの「ドジョウすくい」が
披露された。ライセンスも所有する本格的な舞いぶりと、その正確かつ滑稽な舞いは、牧民
さんたちにも大ウケ! 以後、牧民さんたちは、佐々木さんの事を’魚’と呼ぶようになった。
それほど印象深い踊りであったのだろう。   そして続いては、牧民さんたちからは’社長’と
異名を取る小澤さんのオカリナが披露された。モンゴル人も知ってる曲だったので、しんみりと
聞いていた。そして続いては麦さん発案の牧民さんとのちょっとしたゲームがはじまった。
ルールは麦さんが尻に新聞紙を挟んで踊る。踊りが終わるまでに牧民が新聞紙にライターか
マッチで火を付けられたら10$の賞金を出す、いうものだった。これがなかなか着きそうで
付かない絶妙なお尻の振り付けだった為、牧民さんたちは、次第に熱くなり、麦さんの尻を追い
かけ回していた。それがなんとも滑稽で笑えた。結局誰も火は付けられなかった。このへんの
様子は写真を見てもらえれば雰囲気がわかるだろう。そして定番のモンゴル相撲。まず友人の
池澤さんと牧民が勝負。池澤さんも体格はよかったが、牧民たちの足腰はなかなか強いらしく
倒れないらしー。奮闘はしたものの最後は倒されてしまった。そして今度は日本相撲。林さん
(通称、’殿’)のジェスチャーによる日本相撲の演技指導が念密に行われ(これが見てて面白い)
 相撲は進行。’殿’自らの出陣や女性同士の相撲、など何組が行われたが、さすがにモンゴル
相撲は日本勢の完敗だった。こうして大宴会の夜はふけていった・・

6月12日(土)

6:30起床。7:30食事。8:30出発。
昨日まで走れば競馬状態だったので、今日はフツー?を目指す。
草原を駆ける時、列を組んで一定のペースで進んでみると、なかなかトレッキングしてるって感じがして
景色も楽しみながら乗れた。途中、ハル・バルガウス遺跡を見学。それから暫く進んでから、13時過ぎ、遅め
の昼食。今日の昼食は佐々木さんが差し入れてくれた日本のカレーだ! やはり日本の味は口に合うので
うれしい。昼食後はいつものお休みタイムだったが、突然の風と雨でバスに非難。窮屈なバスの中ではなか
なか寝づらいし、少し早めにハルバルガウス遺跡周辺の宿泊場所に向かう。夕食は、いつもの洋風料理だっ
たが、カップラーメンが出た。久しぶりのサッパリしたラーメンは、皆に大好評だった。

6月13日(日)

6:30起床。7:30食事。昨日と同じく8:30出発の予定だったが、朝の騎乗時にちょっとした落馬騒動が
あり、出発は9時過ぎになった。朝はとくに馬も落ち着いていないので要注意である。
疲れもやや出始めの頃だが、今晩は待ちに待った温泉である。朝から温泉の話しで盛り上がる。
出発してまもなく、今日はどうした事か、馬装の腹帯がよく緩む事を感じる。午前中だけで10回以上
緩んだ。おかげでみんなから腹帯マン、などと呼ばれてしまった。それからまもなくいつもの疾走モード
に突入。よし、また飛ばすか〜、と走りはじめたところ、後ろから凄い勢いで追い抜いて行く馬が居た。
バヤルマさんの馬だ!となりに居た佐々木さんと’速いね〜’などと言って見送ってると、いつものまにか
僕と佐々木さんの馬もバヤルマさんの馬を猛スピードで追いかけているではないか! すぐ抑止しようと
したが、もう効かない!狂ったように暴走している。次第に速くなり、自己最高速度を越えた。
あまり引っ張っても危険なので、慎重に乗りこなしていると、牧民が後ろから追いかけてきて僕の馬の横に
付けた。・・・何やらどこかを指指して叫んでいる。・・??・・・まさか!? ・・そう、腹帯が緩んでいると
言っているのである。まさに’死の宣告’を受けた思いだった。この大暴走の最中、どうしろと言うのだ〜!
これ以上腹帯が緩まないように神にすがるしかない・・・その時、バヤルマさんは馬を止める為に一つの
作戦に出ていた。馬を山にほうに向かわせて、登りでスピードが落ちてきたところを止めようというのだ。
バヤルマさんの指示の元、山のほうに向かう。 やがて登り坂に差し掛かり、バヤルマさんと僕と佐々木
さんの馬が横並びになった。バヤルマさんが、それじゃ止めるよ〜、と掛け声をかけてきたので、3頭同時に
引っ張る。なんとか馬は止まった。すぐ牧民もやってきて、腹帯を締めなおしてくれた。暴走もすごかったが、
ハラハラドキドキの体験であった(汗) それから昼頃、ゲルの民家を訪問した。突然の訪問だったが、今日は
運がいい。羊の内臓を茹でたものを馳走になる事ができた。羊の肉が独特の臭みを出すのは血が発酵して
くるからであり、この内臓の丸茹では新鮮そのものの素材であり、まったく臭みが無い。レバー、腸、心臓、
いろいろな部分をその場でナイフで好きな大きさにカットして食べる。薄い塩味でどの部分もとても美味しかった。
なりより、こんなものはめったに口にできるものでは無い。ほんとにラッキーに時に訪問できたものだ。
それから夕方、温泉施設に到着。施設内には、しばらく目にする事もなかった立派な建物もあり、温泉施設へ
の期待も高まる。立派なゲルもあったが、僕らはまた今晩もテント暮らし。
バヤルマさんが温泉の準備状況を聞きにいくと、入れるのは夕食後、との事。夕食中は、かなりな雨が降って
きて、気温も下がりはじめた。天窓が開いていて建物の中がビショビショになってしまった。天窓はかなり高い
位置にあり、閉めるのは難しいそうだったが、勇敢な牧民の若きスタッフが机を3段に重ねて飛び乗り、みごと
に天窓を閉めた。その勇気を称え、彼はその後表彰され、賞金10$が渡されてうれしそうだった。
夕食後、待ちに待った温泉、湯はいっぱいになっていた。湯加減はかなりぬるめだったが、入れない事も無い。
タオルやイスも完備されていたが蛇口はなかったので、おフロのお湯をかきだして身体を洗う。4日分の汗を
洗い流し、湯船に入ると、やはりぬるい・・というか、だんだんぬるくなっていくよーな・・注ぎ込まれる湯に手を
あててみると・・なんと水になっていた!これではぬるくなる一方だ。原因はおそらく外の冷え込みにあったの
だろう。湯源は55度あるそうだが、そこからパイプを通ってくるあいだに自然と丁度良い温度に下がるという仕組み
だったが、だ外気温がえらく下がった為、冷め過ぎてしまったようだ。これでは風邪を引いてしまう。頭を洗うのもあきら
めて、早々に服を着る。ちょっと期待していただけに残念なお風呂だった。その晩は1度にまで冷え込み、シェラフに
潜っていても地面の冷たさが伝わってきて、かなり寒かった。現地の人の話では、ここまで冷え込みのは異常気象だ、
との事。

6月14日(月)

昨日の温泉は、期待を外したが、今晩はまた違う温泉に行く予定。朝の食事の時に、二本木さんから今日泊まる
温泉施設の様子の写真も見せてもらい、今日こそは!と期待が高まる。そして9:00過ぎにいつもどおり出発
馬に乗るのも今日で最終日だ。牧民も最後の日という事で、見せ場を作ってくれた。超ロング駆け足である。
後から牧民に聞いたところだと3Kmくらいだっただろう、との事だったが、実質はもっと長い距離を駆足したと思う。
13日の最速駆け足に続いて、最長駆け足記録の更新だ!ずっと前傾乗りしていたので、さすがに膝や腰への負担
も大きかったが、頑張って走破し、牧民と一緒に一着?でゴールイン、そして後方組を待つ。このロング駆足を終えて
、皆心地よい疲れと満足感を感じたであろう。そして、’飽きるほど乗馬を堪能するツアー’もいよいよ終盤に近づいて
いた。この時点でもう誰もが飽きるほど乗馬を堪能していた。あと30分くらいで目的地に着くだろう、と言われ、残りは
誰も仕掛ける事なく、のんびりと進む。と、何やら牧民が一人、先に走っていく。この先の村で何かを聞きに行ったようだ。
それから間もなく、道を引き返す事に・・・どうやら道に迷ったらしい。 先に行った牧民は道を聞きに行っていたのだ。
あと30分が、あと2時間に伸びてしまった。間違えた牧民はみょーに明るくなり、みんなを励ましてる様子だが、皆、疲れ
もピーク、少し口数も減ったようだ。しかし、引き返した道が、景色のいい林道で、迷いがてらに通った道も、みんな結構
楽しめていたようだ。こんなハプニングも、後で思えば楽しい思い出話しだ。
そして、いよいよ温泉付きのキャンプ地に到着。今日はテントでなく、ゲルに泊まる事に。ゲルの中には立派な別途が
人数分あった。今日はとくにぐっすり眠れそうだ。水洗トイレも完備されていて、蛇口から水も出る。今までで一番立派な
設備だった。ここは長野の呉服屋の主人が気に入って作った施設だそうだ。到着が遅かった事もあり、荷物を置いたら
すぐ食事になった。食事に行く途中、温泉を確認。 昨日とはうって代わって広くて暖かそうな温泉が目の前にあった。
みんなの喜びの声が聞こえる。ひいて言えば、柵が低く、女性風呂はもう少し高めの柵があって欲しいところだろう。が、
当然、そんな事を気にするより、早く温泉に入りたいという気持ちでいっぱいであったと思う。夕食の場では今日までお世話
になった牧民も交えての食事となった。じつは、牧民たちは参加者一人一人にあだ名を付けていたようだ。そのあだ名が、
ほんとその人にピッタリ!で、皆、うまく付けたもんだな〜、と感心した。ちなみに自分は’カメラマン’だった。
どんな呼ばれ方をしていたかは、参加者紹介の欄で書く事にする。さて、食後は待ちに待った温泉。シャワーもあり、内風呂
と外風呂があった。
内風呂は、やや熱めだった。外風呂は、丁度いい湯でサイコーだった!!至福の時間がゆっくりと流れる・・皆、このツアーに
来てよかったと誰しもが思った瞬間だろう・・・思う存分2時間ほど温泉に入っていた。昨日は洗えなかった頭も洗えたし、疲れた
膝や腰の痛みをすっかり和らいだ。そして暖かいベッドでぐっすりと深い眠りについた・・・・
4日半におよんだ’飽きるほど乗馬を堪能するツアー’も終わった・・皆、充実した達成感に包まれていた事だろう!

6月15日(火)

牧民と最後の朝食をとり、荷物をまとめ、バスに乗り込む。 バスが走りはじめ、笑顔で手を振ってくれている牧民たちが
遠くなっていく・・・なんとなくさみしー・・・ 今日は、バスでまた、7時間かけてブルド経由でウランバートルに戻る。行きと同様、
モンゴルらしー悪路が続く。19時過ぎにウランバートルに到着。すぐ様、おみやげを買う為に、近くのデパートに向かう。
デパートには19:30頃到着したが、夕食の予約もあり、おみやげを買う時間は30分しか取れなかった。足早におみやげを
買って歩いた。自分も、乗馬の鞭を購入した。来年、モンゴルにまた来れたから、ぜひこの鞭で草原を疾走したいものだ。それ
から職場へのみやげを買ったところでタイムアウト。ほんとは帽子なども安く買えるので、寄りたかったが仕方がない。その後は、
ゲルレストランでさよなら夕食会。じつにたくさんの料理が出たが、皆、モンゴルでの食事も飽き気味か?あまり食欲がなかっ
たようだが、ゲル内ではモンゴル伝統舞踊や民族舞踊が振舞われて、最後の夜を楽しませてくれた。食後、バヤルマさんと二本木
さんから挨拶があり、乗馬記念証書が一人一人手渡された。
最後に呉社長からもご挨拶。皆、拍手で今回のツアーの成功を祝福した。

6月16日(水)

朝5:30起床。6:00食事。6:30ホテルを出る。フライトは8:00の予定。
空港で最後のおみやげを買う。飛行機は定刻通りで、12:30成田に着いた。
呉さんから最後のあいさつがあり、解散。
2:45 池澤さんを駅まで送り、3:00自宅に無事帰還した。
明日はお疲れ様休みをとってある。思い出の写真を編集するのも楽しみである。
思い出いっぱいの今回のモンゴルツアーも終わった・・・  
(完)