| 思い出日記 思いつくままに〜 |
8月1日(木)
朝、9:50に家を出る。
松戸駅から10:30の空港バスにて成田空港へ。
12:35成田空港に到着。友人の池澤さんと合流。
それから受付カウンターに並んでいると、成田発の参加者がもう一人
声をかけてきた。なんと聞けば同じクレイン千葉の人ではないか!
すぐに和気藹々となり、一緒に昼食をした。
この人が、後に素晴らしい奇跡を成し遂げ、パスちゃんと呼ばれる存在に
なろうとは、知る由もなかった。
2時間遅れの16:30、飛行機はいざ北京へ!
飛行機の座席に来ると、4人目の成田発参加者の桜井さんが居た。
何と、もう連続8年モンゴルに行っている、とか。
いろいろお話しを聞いているうちに、北京へ到着。
現地では王さんという北京市内を案内してくれるガイドさんとモンゴル外乗全般でお世話して
くれるスーチンさんが出迎えてくれた。毎年ホリディがお世話になってるガイドさんだ。
そして、関西空港組の3人とも合流。関西組もフライト時間が遅れたらしい。
しかし、もっと大変なのは福岡空港組。我々が北京に到着しているのに、まだ福岡は
飛行機が飛んでいないらしい(中国の航空会社なんてそんなもの)
仕方なく、福岡組を待たずに北京市内のホテルに。着後、近くのレストランで遅い夕食。
23:30くらいだろうか、部屋に福岡から付き添ってきたホリディの呉さんから電話が入った。
明日の日程などを確認したが、この日、呉さんや福岡組の方とは逢わなかった。
8月2日(金)
朝食はバイキング。実にたくさんの食材が並んでいて、つい食べ過ぎてしまった(大満足)
その後、3階の広場で福岡組と対面。はじめて全員揃った。
自己紹介は後回しに、とりあえず本日の日程を呉さんが説明。
やはり思ったとおり、北京→シリンホトの飛行機も遅れるらしい。
当初は13:00の飛行機でシリンホトに向かうはずだったが、予定変更でこの日は1日北京
観光に。午前中は福岡組は疲れているので、ホテル待機。他の方々はホテル近くの街を
散策。ショッピングセンターなどに行った。
昼食は福岡組とも合流し、自己紹介タイム。今回の参加者は年齢層も幅広く、男女比も
ちょうどいい感じ。楽しい旅になりそうだ。
昼食後は、天安門広場や紫禁城、故宮、皇宮などをを王さんが案内してくれた。
・・・しかし暑い!! 40度くらいあるのだろうか、湿度も高そうでまさに猛暑である。
みんなこの暑さにヘロヘロ。そんな中、絶妙なタイミングでスーチンさんがアイスを配ってくれた。
シリンホトへの飛行機は結局遅れに遅れて21:40発で22:40頃、シリンホトへ到着。
シリンホトでガイドをしてくれる勝利さんが出迎えてくれた(スーチンさんの弟)
まずトイレに行くが、ドアは壊れそうでカギも閉まらない、ペーパーもない。北京とはえらい違いである。
専用バスにて、出発地点となるダライ湖のゴンゴル村落へ。夜中到着にも関わらず、何名かの現地
の方が出迎えて一生懸命スーツケースを運んでくれた。その後、ゲルで就寝。
8月3日(土)
朝、5:30頃から牧民が作業する音や、何故か車のクラクションの音が鳴り響き、騒がしい。
6:00トイレに行きたくて起きた。・・トイレは何処なのだろうか?てきとーに探して回ると、それらしい建物が。
いちおー男女別に別れていたが、う〜ん、これがトイレ? まあ予想はしていたが、それなりのトイレだった。
穴が空いているだけで、ペーパーは当然無し、でもカギかからなくてもいいのでドアくらいは付けてほしいなあ。
これじゃー丸見え(笑)
それからその辺を散策していると、牧民が僕らがこれから乗る馬たちを連れてくる場面に遭遇した。
馬を横一列に並べて歩かせている。日本では考えられないやり方だ。
それから朝食。スイカ、ゆで卵、おかゆ、羊の肉をベースにした各種炒め物、これからシリンホトにいるあいだの
5日間、ずっとベースになるメニューである。朝食後、バスで10Kmほど移動して、いよいよ馬と対面。
自分は、ウエスタン調のスタイルで決めていたので、ちょうど色合いもよく厳つい顔したカッコイイ馬が居たので、
それに乗る事になった。尻に”卍”のマークがあるので、以後、卍丸と名付けた。
馬での移動中は常にジープに数名の牧民と呉さんが乗って、近づきすぎり離れすぎず、着いてきていた。
呉さんは時折、先で待ち伏せして、我々の疾走シーンなどをビデオやカメラに収めてくれていた。
後で見るのが楽しみである。
途中、美しい花畑で牧民が花を摘んで女性に手渡したりしていた。馬に乗りながらうまく摘むものだ。
それにしても、牧民は常に浮いてるご様子。馬上でいろいろなパフォーマンスをして見せる。
女性がたくさんいて、きっと本人たちも楽しいのだろう(笑)
昼は昼寝の時間が用意されていたが、みんな元気で、仮装大会がはじまった。
去年、このツアーで結婚式を挙げたという夫妻が、その時来た民族衣装を持ってきてくれていて、それが大人気。
自分も、青のデールを借りて着てみたが、けっこー暖かく着こなしもいい感じ。
昼寝の後は、再びハランボラグに向けて移動、今日宿泊する村に向かう。
夕方雨が降り出した為、雨具を着込む。
雨の中、目的の村に到着。夜は何軒かの民家に分かれて泊めてもらう事に。
自分が泊まった民家は、人の良さそうな夫婦が出迎えてくれた。
何かご馳走したいらしく、お茶を沸かしはじめたが、牛糞が雨で湿ったらしく、なかなか火が着かない。
結局ご馳走にはなれなかったが、気持ちだけでもうれしかった。
夜も何か話しをしたいらしく、夫婦の部屋に招待された。ホリディの呉さんがいたので、ある程度は通訳して
もらって、簡単な会話はできた。いい人たちだ。でも、蛾がたくさんいて、珍しそうに見ていたら、何を思ったか
一番でかそうな蛾を捕まえて、目の前に差し出された時はちょっとリアクションに困った(やめてくれ〜)
今日はちょっとしたハプニングがあった。
友人の池澤さんが日本から鐙を持参していたのだが、一番短く詰めてもかなり長かったらしい。
そのまま無理して乗っていた為、駆け足をした時に落馬してしまい、逃げた友人の馬を捕まえようとした牧民が
油断したのだろうか、その馬に足を蹴られてしまったのだ。
かなり痛そうな足を引きずりながらの、その日は何とか乗っていたが、夜、悪化してしまい、その牧民
(トムバイラさん)は一人で歩けないくらいになってしまった。
8月4日(日)
7:00起床、7:30食事、8:30出発で、五隊へ馬で移動。今日の予定は30Km。昨日より少し短い。
トムバイラさんは、結局今日は馬には乗れず、トラックで着いてくる事に。
途中、砂漠などを見ながら昼食場所に向かう。
牛追いや羊追いの体験などもし、これがやりはじめるとなかなか白熱してしまい、楽しかった!
11:00頃だろうか、ツアー始まって以来の大事件が発生した。
参加者の一人が、パスポートを落としてしまったのだ。
肌身離さず持っていたのが、裏目に出てしまった。ポーチのチャックが空いていて、移動中にポーチごと
落としてしまったらしい。中にはパスポートの他にスーツケースのキーも。
昨日、帽子を飛ばしてしまった子が居て、すぐにみんなで探しに戻ったのにとうとう見つからなかった。
大草原の中で、物を落とすと、それほど見つからないものなのである。
昼食場所に向かう途中だったが、途中の民家で休憩し、落とした彼を乗せてジープで散策に戻った。
しばらくして戻ってきたが、やはり見つからない。彼の表情は険しい。
個人ビザだから、再発行の手続きは容易ではない。頭を抱えるホリディの呉さん。
これ以上、時間をかけるわけにはいかないので、移動を再開する事に。
ここで、現地ガイドのスーチンさんが一つの作戦に出た。
賞金をかけて、現地の人たちに探してもらおうと言うのだ。
バイクを持ってる若者数名が、草原に探しに行く事になり、その間、我々は目的の村へ向かう。
夕方、またまた雨に降られながらも、今晩泊まるゲルの集落に到着。
その後は、ひたすら探しにいった牧民の帰りを待つのみ。みんな見つかるように天に祈った。
自分は疲れてゲルで休んでいたが、にわかに外が騒がしい。外に出てみると、無くした彼を囲んで
大騒ぎをしている。直感的に”見つかったんだな”って思って、私も歩み寄った。
案の定、見つかったらしい。まさに奇跡である。あの大草原の中からよく見つかったものだ。
賞金は1500元(日本円で22500円程)、現地の人にとっては1ケ月以上の給料なので、よい臨時収入
なった事だろう。安心したスーチンさんは、一足先にシリンホトに戻っていった。
夜の宴会の話しは、当然、この話しで持ち切り。ここで彼は”パスちゃん”と呼ばれるよーになった。
いや、でもホントよかったよかった \(^o^) /~~~
8月5日(月)
7:00起床、7:30食事、8:30出発といつもの予定でいたが、この日は朝から雨に見舞われた。
せっかく外で食べるように、用意して並べていた矢先でちょっと残念だが、ゲルの中で朝食。
勝利さんの話しでは、こんなにまとまった雨が降るのは5,6年ぶりとの事。
結局1時間ほど遅れて出発、ビリュトへ向かう。今日の移動予定は35キロ。
昨日まで、正直体力的にちょっと辛かったが、今日、3日目になると、身体もエンジンがかかってきたって
感じで、一番絶好調だった。
みんな乗れる人たちばかりで駆け足が大好きな人たちばかりだったので、ほんとみんなと駆けっこする時
が一番楽しい! ジョッキー姿勢で、ムチを片手に競争を繰り返す。
自分の愛馬、卍丸は、瞬発力はあったが持久力が無かったので、最後は負けてしまうが、でもほんと、
こんなに飛ばして乗る事ができるなんて、モンゴルならではである。楽しくて楽しくて仕方がなかった。
夜は、民家に泊めてもらう事に。
宴会の席では、ずっと引率してくれていた牧民のスタッフがモンゴルの歌を披露してくれた。
モンゴル人は唄好きである。
日本勢も負けずに、山本夫妻の旦那が島唄を熱唱、それからみんなで「四季の歌」や「北国の春」などを合唱。
最後は村長さんからのご挨拶があり、村長さんの歌と乾杯の音頭で終わった。
8月6日(火)
外乗4日目。今日も7:00起床、7:30朝食場所へ迎えのトラックの荷台に乗って向かう。
今日は、自分はお約束の女装をする事に。
赤のデールを着て、濃い目の口紅を付けて、頭には赤い布を巻く。そして香水。
友人が青のデールを着て相手役を務めてくれたが、後で見てみると、ちっともカワイくはなかったかも(自爆)
まあ、余興である。その赤のデール、ちょっと薄めで寒かったのだが、この日自体、曇りで気温がかなり
低かった、そして午前中、みょーに寒気がしてきてデールを脱ぐが、ますます寒気がして、そのうち熱があるの
に気付き、腕に力も入らなくなってきた。風邪だ!と気付いた時には、もうかなり悪化させてしまっていた。
途中の休憩では、水分を多くとりカロリーメイトなどで栄養も補給する。しかし、意識はもうろう、最後尾をトロトロ
と何とか着いいく。途中話しかけられてもボーとしていた。
一瞬、”リタイヤ”の文字も頭をよ切ったが、このツアーに参加する前から、絶対完走するんだ、って決めていたの
で、何とか馬にしがみついて、がんばる。
昼食は食べずに昼寝の時間を有効に使い、体力回復を図る。3時間ほど休む事ができ、その後はみごとに回復に
向かった。午後からは、またみんなと競争を楽しんでいた。
夜は、はじめて外の草原でみんなで食事、キャンプファイヤーも作って、周りの民家の人も集まってきて、
草原は楽しい宴会場になった。羊の丸焼きも美味しかったが、ホリディが用意してくれたみそ汁の素が、じつは一番美味しかった。ずっと塩辛い同じ食事だったので。
いよいよモンゴル最後の夜である。空を見上げると星がとってもキレイ。ずっと見てると、たまに流れ星が流れた。
寝床は、一番狭い夜だったが、初めて男全員同じ部屋で寝た。
8月7日(水)
朝食はおかゆやゆで卵など定番品が並んでいたが、みんながふりかけやみそ汁の素を持ち寄ってくれたので、
美味しく食べる事ができた。自分も、こういうものを持ってくればよかった、と思った。
9:00、いよいよ最後の騎乗、今日でモンゴルともお別れである。
今日は同行していたお医者さんが引率してくれたが、ホリディの呉さんの計らいで、”今日は最後だから、なるべく
走らせてほしい”と、伝えてもらっていたらしい。で、今日も大爆走。初日、飛行機が遅れて慣らし騎乗できなかった
分も含めて、3時間たっぷり乗らせてもらった。
最後の1時間はフリー騎乗になり、みんなで行きたいところに行き、好きなところで競争をした。
昼、最終目的地のバイインシラへ到着。いよいよ卍丸ともお別れ。ちょっとさみしー。
昼食をとっている間に、牧民さんたちに馬は連れていかれてしまったので、最後の別れを惜しむ事はできなかっ
たが、ほんと、卍丸、5日間ありがとう!
草原を後に、専用バスにしてシリンホト市内へ向かい、シリンホトの寺院などを勝利さんが案内してくれた。
その後、ショッピングセンターに。思えば、おみやげを何も買ってなかった。30分しか時間がもらえなかったの
で、急いでおみやげになりそうなものを探すが、普通のデパートなので、たいしておみやげになりそうなものが
ない。結局、おみやげタバコだけ調達。現地(シリンホト)のタバコが一番安いのでそれにした(1箱30円くらい)
それから、さらにショッピングを楽しむ組と、風呂屋に行く組に分かれた。
もう5日間、風呂に入ってないし、シリンホトの風呂屋がどんなところかも興味はあったが、でも残り少ない時間、
観光もしたい。結局観光をとる事にした。風呂は、今日の夜、北京のホテルで入れるし。
それからシリンホトのレストランで夕食。
最後と言う事で、羊のしゃぶしゃぶとペキンダックでもてなされた。
そして、モンゴル乗馬を記念して記念証を各人受け取った。
モンゴル語で何書いてあるか読めないが、一人もリタイヤする事なく、残留孤児?も出さず、全員でこの記念証
を受け取る事ができて、ほんとによかったと思う。
14:35予定のシリンホト→北京の飛行機が、またまた遅れる事に。
結局フライトは22:30頃になり、その間、みんなでUNOをして時間を潰す。
23:30ペキン到着。王さんが出迎えてくれた。ホテルに着いた時は、もう次の日になっていた。
明日は5:30起床である。
でも、久しぶりのシャワーはとても気持ちが良かった。2:00就寝。
8月8日(木)
5:30起床。6:00から朝食。またまたバイキングで食べ過ぎ (^_^ゞ
6:30空港に向かう。
いよいよ、みんなともお別れである。別れはやはりさみしーものがある。
でも、今度みんなで北海道に行こうって話もできたので、またいつか会える事を信じてそれぞれの
空港へ向かうゲートに散っていった。
免税店で何とかおみやげも調達。でも空港のは高い。
パスちゃんも無事、一緒に帰る事ができて、めでたしめでたし。
自宅には18:00到着、また行きたい!! と思う今までで一番楽しかった旅だった。